こんにちは、シフォン広報です。
現在、22卒のジョブローテーション研修が最後の段階に入りました!
7月末には会社の全部署を回り終わり、ついに配属先が決まります。
今回のブログでは、会社説明会や面接でよく聞かれる「シフォンのビジョン」 についてご紹介します。
「ビジョン」と聞くと、
・世界でも通用するコンシューマーメーカーになる
・VRで革新的な体験ができるゲームを世界に届ける
・AI分野で日本のシェアNo1になる
などを、一般的には少し大きめの野望や野心を含んだ目標を掲げている企業が多いかと思います。
同様に、社長などの経営者というものもそういうビジョンをもって事業に取り組んでいるものこそが真の経営者である……という風に思われることが世間的には多いかもしれません。
シフォンでのビジョンはそういった特定の事業や技術に内容を限定していません。社長の長谷川の記事や創業までの流れでも書いてある通り、「人を楽しませたい」という想いが一番のビジョンです。
▽社長メッセージ
https://c4on.jp/philosophy/message/
▽シフォン創業まで経緯
https://c4on.jp/philosophy/post2728/
シフォンでは事業展開上の細かい分野や事業形態に対する情熱や野心みたいなものが言葉にされていないこともあり、「それだけなの?」と思う方もおられることは存じていますが、今回のブログではシフォンのビジョンである「人を楽しませたい」という気持ちへの姿勢や、シフォンのゲーム産業の中の立ち位置を説明していきます。
■シフォンのビジョン「人を楽しませたい」ということ
シフォンの「人を楽しませる」がどういうことかについて、
お伝えしやすいように「ゲーム」を「動物」で例えてご説明しますね。
「ゲーム」を「動物」とした場合、
「ゲームをつくる」=「動物を飼う」
「ゲーム会社で働く」=「動物園や水族館の飼育員、ブリーダーとして働く」
と置き換えることができます。
個人・家族で犬や猫などの小動物を飼う人もいれば、動物園や水族館では小型動物だけでなくいろんな動物の世話や管理をしており、その動物に合わせた環境・設備を整えて世話をする必要があります。
また、「イルカのショーに力をいれている」や「特定の動物が見られることが売り」などその動物園や水族館によって特徴がある場所もありますよね。
飼う動物によって必要な設備や環境も変わること、各動物園や水族館に売りがあること、それはゲームも同じです。
開発でも運営でも、そのゲームを遊ぶにはどんな環境やサービス、イベントがいいのかを一番に考えます。PCで遊べた方が楽しめるのか、それともswitchもしくはスマホで遊べた方が楽しいのか。
「このゲームユーザーさんはライトな人が多いから、イベントも簡単に遊べるものを用意しよう」
「でもヘビーユーザーのために難易度を選べるようにしよう」
など、そのゲームがどうやったら多くの人に楽しんでもらえるのかを考えて作っています。
ゲーム会社も色んなゲームを取り扱っているところもあれば、「ソシャゲに力を入れている会社」や「コンシューマーゲームだけを作っている会社」など、何かに特化した会社もあります。
そういった中でシフォンのポジションは、特定の動物だけではなく色んな動物の治療や世話をする「(オンラインの要素があるゲームの)動物病院の獣医」のポジションです。
自社でも直接ブリーダーとして動物との触れ合いの場を運営している(PCMMOやスマホアプリなど)もので一般のお客様とのやり取りもありますが、動物園や水族館など会社単位でのお客様(受託の場合は各ゲームサービスのパブリッシャーやデベロッパー)もいます。
オンライン要素のあるお仕事はいろいろ受託しており、スマホゲームやコンシューマーゲーム、オンラインゲームなど何かに限定して力を入れているわけではなく色んな分野に関わっています。
時々「コンシューマーはやらないんですか?」「(はやりの技術のあれとかこれとか)やらないんですか?」と聞かれることがありますが、会社としては特定のジャンルの技術以外のことをしないという風に業務を限定的に決めてはいません。
お客様や患者さん(対象になるゲーム)がいるなら、そして会社のその時の状況や努力によって対応できることはなんでもしたい、と考えて取り組んでいます。
獣医としては、その動物が健康に過ごせるように心がけていくのですが、その対応の際にその動物の大小や、人気者かどうかで対応を変えるものでしょうか。
大きなビジョンや世界を目指す野心があるからこそ生まれてくる優れたコンテンツもたくさんあり、それらで心躍る体験をされたお客様もたくさんいると思いますが、シフォンとしてはそこの大小や人気度合いに関係なく、そのコンテンツにいるファンのために仕事に徹することを自分たちの役割だと考えています。
そして、シフォンの獣医の仕事は、基本的には一度対処療法的に治療して終わりではなく、その後も動物が問題なく元気に過ごせるように運営に直接入れる場合であれば、アフターケアもしています。
この辺りは実際の動物や人間のお医者さんのケアと同じで、予防・治療両方の取り組みをしています。
ゲームは開発してリリースしたら終わりではなく、その後も遊んでもらえるようにイベントや新しいサービスを考えます。
シフォンではリリース前のゲームなら、リリース日をそのゲームが健康で最高の状態で迎えられるようにパブリッシャーさんやデベロッパーさんに付き添います。そのタイトルごとに抱えている健康課題は異なるので「必ずこれをする」という説明が難しいのですが、制作進行やPMとして合流することもあれば、イベントや運営施策の準備に入ったりといろんな方法で元気にそのゲームが走り続けられるようにするお手伝いをしています。
そのゲームがリリースした後も、週ごとにあるイベントの企画内容やアップデートなど、そのゲームが多くのユーザーさんに長く遊んでもらうためにどうするかを一緒に考えます。
※弊社の今の事業は大きく分けて三つです。
●受託事業
→大手ゲーム会社様のゲームの開発、運営。
主にゲームがリリースされるまでの進行管理や各種イベント施策など、
関わるプロジェクトによって仕事が変わります。
●自社開発事業
→現在9年以上続いている「M2-神甲天翔伝-」の開発、運営。
また未発表ですが現在はM2とは別に新たなプロジェクトとして、
新作タイトルも新規開発中です。
●メディア事業
→ゲームドライブ、ゲームドライブ就活ちゃんねるの運営
自社開発事業では「M2-神甲天翔伝-」の運営、新プロジェクトもBtoCの事業ですが、受託事業はBtoBの部署です。
メディア事業もゲームとは関係なく思うかもしれませんが、レトロゲームの紹介をすることで読んだお客さんが「懐かしい!」と楽しんでもらいたいと思い続けている事業のひとつです。
シフォンでは必ずしも「ゲームをつくる」ということだけで「人を楽しませたい」わけではありません。
ユーザーさんと直接の関わりが少ない「受託」というポジションでも、「遊ぶ」という体験がないメディア事業でも、どんな形でも誰かが楽しんでくれるのなら、全力でコンテンツを創っています。
ゲームドライブではゲームの紹介記事で遊びの楽しさを伝え、またレトロゲームの記事では懐かしいと思ったお客さんが友人とその話題について会話を楽しむきっかけを届けています。
新規開発は新しいゲームを作ることで、元々ゲームが好きな人も楽しんでもらえるようにするのは勿論、今までゲームに触れてこなかった人も遊んでみて「楽しい!」と思ってもらえるような作品を創っています。
ゲームを遊んで楽しんでくださる方が少しでも増えたらいいなと思い、様々な事情でゲームから少し離れてしまった方が、ゲームに対して心残りを持っている人がもう一度手に取って貰えるような所を気にしつつ開発に取り組んでいます。
受託では直接ユーザーさんと関わるポジションではありません。ただし、自分が関わったゲームについてSNSで調べてみるとたくさんの反応があり、自分の仕事のその先にユーザーのお客様がいることを忘れずに「どうしたら楽しんでもらえるか」を考えてゲーム制作、運営に取り組んでいます。
一つ一つは地道で地味な仕事も多いものですが、
もし、同じようにゲームに限らずどんなコンテンツでも「人を楽しませたい」と思う方は、是非弊社へ応募していただけると嬉しいです。
弊社が運営しているゲームドライブ就活ちゃんねるで、
志望動機「人を楽しませたい」の上手なアピール方法をお伝えしています!
▽ゲーム業界での志望動機「人を楽しませたい」の上手なアピール方法