こんにちは、シフォン広報です。
今回は、シフォン社員に一人暮らし(実家の人は実家の生活も)国勢調査の時に「上京・お引っ越しで買ってよかった/買わなくてよかったもの」を聞いた時の答えで面白いものがあったので、お伝えしていきたいと思います。
これに関して言えば、あんまり「ゲーム会社の人だから」ということではないのですが(務めている業種がゲームというだけで、みんな普通の会社員なので……)、一人暮らしでコンパクトに住んでいると実家とはまた勝手が少し違うんだな、最初にいろんなものをたくさん用意しなくても、意外とこれがなくても生きていけるんだな、というところが伝わればと思います。
■買っててよかったもの
第一位 電子レンジ/電気ケトル(同率)
・レンジは何でもすぐ温められる/面倒くさいときの調理
・ケトルはお湯がすぐ沸く
電子レンジは、今だとSNSなどで最後までレンジで完結するカンタンレシピを出している料理研究家の方もたくさんいますが、お店やスーパーで買ってきたものを温めるもよし、ちょっと気力がある時にはおいしく手早く調理できるので重宝している方が多いようです。
いらなかったものに「調理器具」と答えている人もいますが、調理器具をあんまり積極的に使って調理してない人でもレンジやケトルはたくさん使っているようです。
突然広い話をしますが、日本の自炊レベルは世界で見ても結構和食というのは手が込んでいるそうで、昔ながらの和食を一から複数種類、一汁三菜という風に作ろうと思うと本当に食事の準備だけで結構な時間がかかってしまいます。
仮に残業せず19時に仕事が終わって20時に家について、調理で30分以上となると週末ならいいけど平日はちょっと面倒だな、という気持ちになるところです。
シフォンの平均残業時間は20時間程度なので、実際多くのパターンだと20時半~21時くらいに家につくので、夕ご飯が22時過ぎてくると寝るまでに消化したいと思うともう少し早く食べ終えていたいところです。
栄養を取りつつ時短、そういう観点でもレンジは非常に便利ですね!
ケトルは本当にすぐお湯が沸きます。
家でも会社でもケトルを使っていますが、帰宅して手を洗ってお湯を沸かして荷物を片付けている間に体感でガスよりも早く沸いていてくれて、すぐ温かい飲み物が飲めるので重宝しています。
二位以下の少数回答
・お気に入りの家具や趣味のもの
デザイン性のあるおしゃれな照明器具、おいしいコーヒーの入れられるコーヒーメーカー
・着る毛布、食洗器、ゲーミングチェアなど実用的なもの
「お気に入りの家具や趣味のもの」はその人によって大きく価値観が変わる部分ですが、実家を独立して家のレイアウトや家具、置くものを全部自分で決められるからこそ、「コーヒーに力を入れたい」と思った方はコーヒーメーカーを、家を落ち着く空間にしたいという気持ちの強い人は賃貸で内装までは変えられないけど、照明器具でお部屋の雰囲気を変えたりといろいろ工夫しているようです。
この辺りは実家だと家族に無断で家の中のものは置いたり取り替えたりはできないので、独立した方の強みですね!
「実用的なもの」は、趣味のものも持っているその人から見ると実用品ですが、家でゲームをしていたり、家で過ごす時間が長い場合は着る毛布や椅子など、コーヒーみたいな息抜きやリラックスタイム用ではない、より宅内での日常生活・活動の快適さにかかわる部分を大事にしているようです。
食洗器はちょっと高価なのですぐ買う!とはならないかもしれませんが、2人以上で生活していて都度食器が汚れたりすると洗う時間を他のことに充てられるので、「数か月以上絶対に使えるし、浮いた時間で考えるとお得」ということで、お金を貯めて購入に至るようですね。
広報もずっとほしいと思っているのですが、何が買いか分からないままなので持っている人の布教を受けてみたいと思いました。
■買わなくてよかったもの
第一位、掃除機
複数人いる方のコメントを見ると
・クイックルワイパー/コロコロでどうにかしているから掃除機はいらなかった
・ルンバに任せた
今だとコードレスタイプの小型の掃除機もありますが、1人暮らしでワンルームだったりすると家の広さに対して地味に大きかったり、コンセントをさして稼働させる面倒くささから不人気な扱いに。
ちょっと大きい家電だと最初の引っ越しの時に全部そろえようと思うとなかなかいいお値段もするので、本当に使うものを選びたいところです。
ただし、呼吸器が弱かったりする人にとってはハウスダストを吸ったりすることを考えると掃除機じゃないといけない面もあるので一概に否定はできません。
フローリングだったりすると比較的お掃除シートでキレイになりますが、部屋が畳だったりして埃が立ちやすい環境にいる場合など、アレルギー体質の人は逆に掃除機を買いたい、と言っている方も。
この辺りは借りた物件でどれだけ埃がたまりやすいかと体質次第というとことでしょうか。
第二位 調理器具
・やかんは、鍋があればお湯は沸かせる
・思ったほど自炊しなかった
やかん否定派の方は、普通の鍋だとカップ麺などにそそぐときにこぼしそうですね。
この方はたぶん片手なべなどの注ぎやすいものでやっているのだと思います。やけどには注意しましょうね!
「それ用」の商品で使わなかったものを見るたびに「大は小を兼ねる」という言葉を広報は思い出します。
我が家では、深型のフライパンを使っているので、炒め物も煮物もカレーもパスタをゆでるときもほぼすべての料理がそのフライパンを使ってしまっています。この記事が上がる12月も半ば、冬は鍋の気分なので土鍋も持っているのですが、冷蔵庫の上で箱に入ったまま土鍋が出てくる気配がありません。
なお、油をたくさん使うので我が家ではやらないのですが、上司にきいたら揚げ物も、米を炊くのもフライパンで攻めているそうです。
その方の場合、お米はフライパンで炊くようになってから、おこげがカジュアルに楽しめるようになったそうで炊飯器は最近使ってないそうでした。
とはいえ、フライパン一つで何でもやろうとして、フライパンが1個しかない場合はおかずと同時にお米の調理ができないなどのデメリットもあり、フライパンでお米を炊く場合は慣れるまで炊き上がりが安定しないなどの問題もあるので炊飯器はあったほうがいいと思います。
アンケートを見ていても食べ物の加熱・保存を考えると調理器具は最低限「鍋+炊飯器+電子レンジ(+冷蔵庫/冷凍庫)」くらいはあったほうがいいかなとは思いますが、包丁やまな板、箸、お皿などは必要とはいえ、それ以外のものはほとんど100円均一などでも売っているので、必要に迫られたときに買うくらいでひとまずは生活は問題ないと言えるでしょう。
我が家でもセリアの小皿が活躍していますが、最近は100円ショップのお皿もカラフルでかわいいものが出ていたり、意外とコップもしっかりしていたりします。
いつかお気に入りのちょっと高いものに買い替えようかなとは思っていましたが、何だかんだ使いやすいという理由で買い替えないまま数年以上たってしまいました。
その他の少数回答は本当にバラバラでしたが、
・ガラステーブル→すぐ指紋つくし、固いものを直置きすると傷がつく!
・トレーニング器具→物置になった
・体重計→乗らない
など、お手入れや利用にひと手間かかるもの、生活に直接あってもなくても影響しないものがランクインする傾向にありました。
掃除機や調理器具もそうでしたが、扱いがワンアクション面倒になると我が家の土鍋のように、突然見かけなくなりますね。
どれも買った時には「これで部屋がおしゃれになる」「生活がよくなる」とワクワクしながらそろえたことは想像に難くないのですが、切実じゃなかったり、習慣化されていないものはすぐどうでもよくなってしまうようです。
筋トレなどは今でこそ会社の中でトレーニングの時間があって週1の30分だけは何とか習慣化されていますが、広報は通勤の時に駅の行きかえりに歩く程度でその他運動らしいことはしていません。
大体の社員も似たような生活を送っているようなのですが、もともと学生時代から朝晩や休日のどこかで筋トレをしたり運動する習慣がある方でないと、多くの場合は「突然一念発起して一人だけで」運動を継続するのは結構難しそうです。
なお、もちろん、今年から少し早めに起床してストレッチなどの運動習慣を取り入れ、マメに体重計に乗りつつ、食事制限などを駆使して10キロほど痩せた社員もいたりするので、全員ができないということではないのですが、この辺りのものは引っ越し先の環境に慣れてから少しづつ取り入れることもできるので、優先順位を落として考えてもいいところかもしれません。
以上、シフォンの中の回答というごく一部の事例ではありますが、「一人暮らしの買ってよかったもの、買わなくてよかったもの」でした。
一人暮らしを始めるときには不安もありますが、自分の、自分だけの部屋が持てることにワクワクしますね! でも、最初に何もかもそろえても無駄になってしまうのはよりもったいないので、参考にしつつ最小限から初めて、足りなかったら買い足すなど検討していただけたらと思います。
それでは、また次回はもう少しお仕事ネタっぽい記事が上がると思いますので、次回もお楽しみに!